千年オリーブテラス「樹齢千年のオリーヴ大樹」
writer:編集部(2020.11.27)4,283 views
小豆島土庄町に樹齢千年になるオリーブの大樹がある。 オリーブの島を象徴するかのように、高台から海を見渡せれる場所にどっしりと根を下ろしています。 そんな大樹を眺めながら、特別なひと時が過ごせるウェルネスガーデンがオープンします。
オリーヴ大樹は、どこから?
移植に携わったのが、そら植物園株式会社の代表取締役でもあるプラントハンター西畠清順さん。オリーブは輸送出来るまでの3メートルの高さまで西畠さんの手で枝も根も伐採し、それでも重さが3トンもありました。運び出す際にも傷つけないよう、輸送中も枯れないようにと、とても慎重になられたかと思います。
オリーヴ大樹は、いつ植樹されたの?
🏢小豆島ヘルシーランド株式会社 植樹の様子はこちら
2023年7月14日にオリーヴ大樹の一般公開は終了しましたが、心と体を整えるウェルネスガーデンとしてオープンします。
因みに、1950年3月15日に昭和天皇が小豆島を巡幸の際にオリーブの種をお手播きされたとして、1972年に小豆島のオリーブを守る会が「オリーブの日」と制定。 昭和天皇がお手播きされたオリーブの木は、オリーブ公園内にてご覧いただけます。1950年(昭和25年)ですから、樹齢七十年のオリーブになります。千年からすると、まだ産まれたての赤ちゃんになるのでしょうか⁉
オリーヴ大樹の「今」
小豆島には樹齢千年のオリーブはありませんし、日本固有の「オリーブアナアキゾウムシ」という直径1~2cmほどで、その名前の通りオリーブの樹皮に穴を開けるやっかいな害虫がいます。また台風で倒木被害も小豆島では少なくなく、オリーヴ大樹にとったら『とんでもない所に来たぞ⁉』と思っているかもしれませんね(汗)
でも管理者である小豆島ヘルシーランドの農園担当の方が大事に大事に管理をされているからこそ‼も、あると思います。
千年もの間、根を下ろしていた地から遠い異国の地へ渡ってもなお衰えず、小豆島に根を張っている姿に生命の力強さが伝わってきます。 まさにオリーブの花言葉にある「繁栄」ではないでしょうか。
オリーヴ大樹の見どころ
「オリーブの幹」
幹の太さといい、フォルムもかっこ良くて、樹皮からも千年の歴史が感じれるかと思います。また、幹が分かれているのが、まるで握手をしているように見え「人と人を繋ぐ」を表しているかのようです。もう一つのオリーブの花言葉にある「平和」そのものです。
「オリーブの枝」
植樹する際に枝が伐採されているので、今伸びているのは小豆島に来てからの枝になり、枝の表面もつるつるしてまだまだ若い枝です。年数の違いが垣間見れますよ。 小豆島での時を重ね太く大きくなって行って欲しいです。
「オリーヴ大樹と風景」
高台に植えられているので、オリーヴ大樹越しにエンジェルロードが見られます。海からの風と共にまったりとオリーヴ大樹からのパワーを感じましょう。
千年オリーブテラス
オリーヴ大樹が根付いたこの地に寄り添うように生まれた千年オリーブテラス。
瀬戸内海の穏やかな海を目の前に感じ、オーディオガイドを聞きながらオリーブの知恵から学ぶマインドフルネスイーティングや、プランツメディテーションといったオリーブと共に過ごすひと時が楽しめます。
スポット情報
スポット名 | 千年オリーブテラス「樹齢千年のオリーヴ大樹」 |
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住所 | 〒761-4100 香川県小豆郡土庄町甲2473 |
電話 | 0879-62-8989 |
営業時間 | 9時00分~17時00分(最終入場16:30) |
休業日 | 水・木曜日(変更の可能性あり) |
駐車場 | あり |
アクセス | 土庄港から車 で 約10分 |
備考 | 入場料:大人1000円、中高生500円、小学生以下無料 |